「高級感のある香水を探しているけれど、どれを選べばいいかわからない」「イギリス王室御用達のブランドって、実際にはどんな使い心地なの?」そんな疑問を持っている方は多いはずです。香水選びは自分の印象を左右する大切な買い物だからこそ、失敗したくないですよね。
この記事では、150年以上の歴史を持つイギリスの香水宝飾ブランド「ペンハリガン」の魅力について分かりやすくお伝えします。ブランドの成り立ちから、日本で特に人気の高いおすすめの香水まで具体的に紹介するので、自分にぴったりの1本が必ず見つかります。この記事を読み終える頃には、ペンハリガンの香りを身にまとう自分をイメージできるようになっているはずですよ。
ペンハリガンは150年の歴史を誇る英国王室御用達のブランド
イギリスの香水と聞いて、まず名前が挙がるのがペンハリガンです。お店の前に立つだけで、まるでロンドンの古い街並みに迷い込んだような特別な気分にさせてくれます。ただ高級なだけでなく、1つひとつの香りに物語があるのがこのブランドの面白いところです。
創業のきっかけは隣のトルコ風呂から漂う香り
ペンハリガンの物語は1870年、ロンドンのジャーミン・ストリートという場所から始まりました。創業者のウィリアム・ペンハリガンは理髪師で、彼のお店はなんとトルコ風呂(ハンマム)の隣にあったんです。
隣から流れてくる独特な湯気やハーブの香りに刺激を受けて、1872年に最初の香水「ハンマム ブーケ」を作り上げました。お風呂上がりのような清潔感と色っぽさが混ざったその香りは、当時のロンドンの人々をまたたく間に虜にしたといわれています。
- 創業年:1870年
- 創業場所:ロンドン ジャーミン・ストリート
- 最初の香水:ハンマム ブーケ(1872年発売)
王室から認められた証であるロイヤルワラント
ペンハリガンを語る上で欠かせないのが、イギリス王室から与えられた「ロイヤルワラント(王室御用達認定証)」です。これは王室が実際に愛用し、品質が本当に優れていると認めたブランドにしか与えられない非常に名誉な称号です。
ペンハリガンは1956年にエディンバラ公から、1988年にはウェールズ公からもこの証を授かりました。王室のお墨付きを得ているという事実は、香りの良さはもちろん、ブランドとしての信頼性が極めて高いことを示しています。
- 1956年:エディンバラ公より授与
- 1988年:ウェールズ公(現在のチャールズ国王)より授与
創業者の想いを受け継ぐボトルのリボンデザイン
ペンハリガンのボトルを一度見たら、その可愛らしさに目が釘付けになるはずです。透明なガラス瓶に、ころんとした丸いストッパー、そして手作業で結ばれたリボンがちょこんと付いています。
この形は、創業者のウィリアムが考え出したデザインを今もずっと守り続けているものです。150年以上経っても古臭さを感じさせないのは、職人が1つずつ丁寧にリボンを結ぶといった伝統を大切にしているからだといえます。
英国の伝統が息づくペンハリガンの香りの特徴
ペンハリガンの香水は、ただ「良い匂い」がするだけではありません。それぞれの香りにまるで映画のようなシナリオが用意されています。身にまとうことで、その物語の主人公になったような不思議な感覚を味わえるのが最大の魅力です。
イギリスの歴史や文学をテーマにした物語性
ペンハリガンの香水には、1つずつユニークな名前とストーリーがついています。例えば、ギリシャ神話に登場する女神をイメージしたものや、19世紀末のロンドンの港に届いたスパイスをテーマにしたものなど、想像力をかき立てるものばかりです。
単に花の香りがするというだけでなく、「どんな場所で、どんな人が使っているか」という情景が浮かんでくるように作られています。香りをまとうことが、自分を表現するための大切な演出の1つになっているんです。
- 神話の世界を旅する「ルナ」
- 異国の交易品をテーマにした「トレードルート」シリーズ
- 貴族の人間模様を描いた「ポートレート」シリーズ
厳密に選ばれた希少な天然素材へのこだわり
ペンハリガンが長く愛されている理由は、使われている素材の質がとても高いからです。世界中から集められた貴重な植物やスパイスを贅沢に使い、伝統的な手法で香りを抽出しています。
化学的な香りではなく、まるで本物の花束や森の中にいるような自然な広がりを感じられるのが特徴です。肌に乗せたときにツンとせず、優しくなじんでいく感覚は、質の良い天然素材を使っているからこそ実現できる贅沢といえます。
動物の頭を象った真鍮製キャップのポートレート
最近、特に世界中で注目されているのが「ポートレート」シリーズです。ボトルのキャップが鹿や犬、キツネといった動物の形をしていて、ずっしりとした真鍮で作られています。
これらはイギリス貴族社会の人間模様を、それぞれの動物になぞらえて表現しているんです。見た目のインパクトがすごいので、お部屋に飾っておくだけでもインテリアとして最高の存在感を放ってくれます。
ペンハリガンで人気の高いおすすめ商品5選
「種類がたくさんあって、どれから試せばいいか分からない」と迷ってしまうあなたへ。まずは、世界中や日本で特に支持されている5つの名作をチェックしてみましょう。どれも個性的でありながら、使いやすさも兼ね備えた逸品ばかりです。
ルナ:ギリシャ神話の月の女神をイメージした香り
「ルナ」は、日本で一番人気があるといっても過言ではない香りです。月の女神が夜空を照らすような、透明感があってしとやかな雰囲気が漂います。
最初はビターオレンジやレモンの爽やかな香りが広がりますが、時間が経つとジャスミンやローズの優しい甘さが顔を出します。清潔感があるので、オフィスでもデートでも場所を選ばずに使える万能な1本です。
| 項目 | 内容 |
| 香調 | フローラル シトラス |
| 主な香り | オレンジ、ジャスミン、ムスク |
| おすすめの場面 | 毎日の仕事、清潔感を出したい時 |
| 価格の目安 | 30ml 約16,000円 / 100ml 約28,000円 |
他のシトラス系香水と比べると、最後に残るムスクの香りがとても上品で、安っぽさが一切ありません。大人の女性が持つ「芯の強さと優しさ」を同時に表現してくれるのがルナの強みです。
ジュニパースリング:お酒のジンをモチーフにした爽快感
お酒の「ロンドン・ドライ・ジン」にインスピレーションを得て作られた、とてもユニークな香水です。一口飲んだ時のキリッとした冷たさと、スパイスの刺激を感じさせるような仕上がりになっています。
ジュニパーベリーのクールな香りに、ほんのりシナモンのスパイスが効いていて、大人の余裕を感じさせます。甘い香りが苦手な方や、自分をシャキッと引き締めたい時にぴったりの香りですよ。
| 項目 | 内容 |
| 香調 | アロマティック |
| 主な香り | ジュニパーベリー、シナモン、アンバー |
| おすすめの場面 | 夏の暑い日、集中したい仕事中 |
| 価格の目安 | 100ml 約28,000円 |
一般的な柑橘系の爽やかさとは違い、スパイスの深みがあるのが特徴です。男性が付けるとかっこいいのはもちろん、クールな印象を与えたい女性にもぜひ試してほしい香りです。
ブレナムブーケ:歴史的偉人も愛したシトラスの傑作
1902年にマルボロ公爵のために作られた、100年以上の歴史を持つ伝説的な香りです。あのウィストン・チャーチル首相も愛用していたことで知られており、まさに「英国紳士の香り」を代表する存在です。
レモンやライムの鋭いシトラスから始まり、パイン(松)やブラックペッパーが深みを加えます。時代を超えて愛されてきただけあって、流行に左右されない圧倒的な気品が感じられます。
| 項目 | 内容 |
| 香調 | シトラス |
| 主な香り | レモン、パイン(松)、ブラックペッパー |
| おすすめの場面 | フォーマルな場、信頼感を与えたい時 |
| 価格の目安 | 30ml 約16,000円 / 100ml 約22,000円 |
この香水のすごいところは、これだけシトラスが効いているのに、全く子供っぽくないところです。シャープで清潔な印象を与えるので、大切な商談やここ一番という勝負どころで勇気をくれる香りといえます。
アルテミジア:甘く官能的ながら上品に香るパウダリー
「アルテミジア」は、ふんわりとしたパウダーのような柔らかい甘さが魅力の香水です。ネクタリンのフルーティーな甘さと、バニラやムスクの温もりが混ざり合い、肌にそっと寄り添うように香ります。
どこか懐かしくて安心するような香りで、付けている自分自身が一番リラックスできるかもしれません。主張しすぎないけれど、ふとした瞬間に香る上品な甘さは、周りの人にも優しい印象を与えてくれます。
| 項目 | 内容 |
| 香調 | フローラル パウダリー |
| 主な香り | ネクタリン、スミレ、バニラ |
| おすすめの場面 | お家でのリラックスタイム、休日のお出かけ |
| 価格の目安 | 100ml 約28,000円 |
石鹸のような清潔感と、バニラの女性らしい甘さのバランスが絶妙です。「甘すぎる香りは苦手だけど、女性らしさは忘れたくない」という方に、ぜひ一度手に取っていただきたい傑作です。
エリザベサンローズ:威風堂々としたイギリスの国花を表現
イギリスの国花である「ローズ」をテーマにした、華やかで力強い香水です。バラの香りといっても、ただ可愛らしいだけでなく、どこか凛とした気高さが感じられます。
ヘーゼルナッツの香ばしいアクセントが加わっているため、他のローズ香水とは一線を画すモダンな印象です。「可愛いバラ」から一歩踏み出した、「かっこいいバラ」を身にまといたい方におすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 香調 | フローラル ウッディ |
| 主な香り | ヘーゼルナッツ、レッドリリー、ローズ |
| おすすめの場面 | パーティー、自分に自信を持ちたい時 |
| 価格の目安 | 100ml 約28,000円 |
時間が経つにつれてウッド(木)の落ち着いた香りが重なってくるので、大人の女性が付けても甘ったるくなりません。特別な日のドレスアップにはもちろん、デニムなどのカジュアルな服に合わせてギャップを楽しむのも素敵ですよ。
自分に合うペンハリガンのブランド香水を選ぶコツ
たくさんある中から自分だけの1本を見つけるのは、宝探しのような楽しさがあります。でも、安い買い物ではないからこそ、選び方のポイントを押さえておきましょう。
フローラルやウッディなど好みの系統で絞り込む
まずは自分がどんな匂いに「心地よさ」を感じるかを整理してみましょう。ペンハリガンには大きく分けていくつかの系統があります。
- 爽やかで清潔感がある「シトラス」
- 華やかで女性らしい「フローラル」
- 落ち着きのある大人な「ウッディ」
- お菓子のような甘さの「オリエンタル」
**自分が普段使っているボディソープや、好きな花の香りを思い浮かべてみると、失敗が少なくなります。**例えば、お風呂上がりの香りが好きなら「ルナ」や「アルテミジア」から試してみるのがスムーズです。
オードトワレとオードパルファンの持続時間の差
香水には「オードトワレ」と「オードパルファン」という種類があり、香りの濃度と続く時間が違います。
- オードトワレ:香りが軽やかで、2〜4時間ほど続く(ルナなど)
- オードパルファン:香りが濃厚で、4〜6時間ほどしっかり続く(ポートレートシリーズなど)
**仕事中もずっと香らせたいならオードパルファン、さりげなく香らせて途中で付け直したいならオードトワレが使いやすいです。**自分のライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
時間の経過で変化するトップからラストまでの香り
香水は付けてすぐの香りと、数時間経った後の香りが変わります。これを「香りの変化(ノート)」と呼びます。
- トップノート:付けてから10分くらい。第一印象の香り。
- ミドルノート:30分〜2時間くらい。その香水の主役となる香り。
- ラストノート:2時間以降〜消えるまで。肌に残る余韻の香り。
お店で試した瞬間の匂いだけで決めず、数時間経ったあとの「残り香」が好きかどうかを確認するのが、本当のお気に入りを見つけるコツです。
ペンハリガンの英国の伝統的な香りを店舗で試す方法
ネットでも買える時代ですが、ペンハリガンのような奥行きのある香りは、ぜひ一度自分の鼻で確かめてほしいものです。お店に行けば、プロのスタッフがあなたにぴったりの香りを探すお手伝いをしてくれます。
全国の百貨店にあるフレグランスコーナーの場所
ペンハリガンの正規取り扱い店は、主に全国の有名な百貨店の中にあります。東京なら伊勢丹新宿店や三越銀座店、大阪なら阪急うめだ本店などが有名です。
これらの店舗には「ブルーベル・ジャパン」という香水のプロたちが運営するコーナーがあり、ペンハリガンの全ラインナップが揃っています。清潔感のある落ち着いたカウンターで、ゆっくりと香りを試すことができます。
香りの好みを相談できる対面でのカウンセリング
お店に行く最大のメリットは、スタッフの方に相談できることです。「こんな雰囲気の香りが好き」「仕事で使いたいけれど、きつすぎないものはどれ?」といった抽象的な要望でも大丈夫です。
彼らは「フレグランスアドバイザー」という香りの専門家なので、あなたの好みを引き出して数ある中から3つほど候補を絞ってくれます。自分では選ばなかったような意外な香りが、実は運命の1本だったという発見も対面ならではの醍醐味です。
少量を試せるサンプルセットやミニチュアボトル
「いきなり大きなボトルを買うのは勇気がいる」という方には、ミニサイズのセットがおすすめです。5mlくらいの小さなボトルがいくつか入ったセットが期間限定などで販売されることがあります。
これなら、お家で数日間じっくり試して、自分の肌との相性を確認できます。朝付けてから夜寝る前までの香りの変化を確認してから本製品を買えば、絶対に後悔することはありません。
ペンハリガンの特徴的な香りを長く持続させる付け方
せっかくの素敵な香り、できるだけ長く、そして綺麗に香らせたいですよね。香水は付ける場所や量によって、印象がガラリと変わります。
膝の裏やウエストなど下半身に付けるテクニック
香りは下から上へと立ち上がっていく性質があります。そのため、鼻に近い首筋にたくさん付けると、自分も周りも香りが強く感じすぎてしまうことがあります。
**おすすめは、膝の裏や足首、ウエスト周りに1プッシュずつ付けることです。**動くたびにふんわりと優しく香りが立ち上がり、すれ違った時に「あ、いい匂いだな」と思わせる自然な使い方ができますよ。
- おすすめの場所:膝の裏、ウエスト、手首
- 量:1〜2プッシュで十分
直射日光を避けた適切な保管場所と期限
香水はとてもデリケートな液体です。日光が当たる場所や、温度変化が激しい場所に置いておくと、香りが変わってしまう(劣化する)原因になります。
**お気に入りのボトルは、できるだけ箱に入れたままにするか、日の当たらない涼しい引き出しの中に保管しましょう。**特にペンハリガンの綺麗なボトルは飾っておきたくなりますが、長く楽しむなら「暗くて涼しい場所」がベストです。
服に香りを移さないためのスプレーのタイミング
香水は「着替える前」に素肌に付けるのが基本です。服の上から直接スプレーしてしまうと、服の繊維に匂いが染み込んで取れなくなったり、最悪の場合はシミになってしまうこともあります。
**シャワーを浴びて、服を着る15分前くらいに肌に馴染ませておくと、出かける頃には香りが角が取れて、肌の一部のような自然な香りになります。**これが、ペンハリガンを粋に着こなすコツです。
贈り物に最適なペンハリガンのギフトセットの選び方
ペンハリガンは、大切な人へのプレゼントとしてもこれ以上ないほど喜ばれます。あの高級感あふれるボトルがギフトボックスに入っている姿は、開ける前からワクワクさせてくれます。
相手の性別やイメージに合わせたボトルの選び方
プレゼントを選ぶときは、相手のファッションや雰囲気を思い浮かべてみましょう。
- 可愛らしい女性なら:ピンクのリボンの「エリザベサンローズ」
- 誠実で仕事ができる男性なら:ブルーのリボンの「ブレナムブーケ」
- オシャレで個性的な友人なら:動物キャップの「ポートレートシリーズ」
「あなたに似合うと思って選んだよ」という一言を添えるだけで、香水は一生の思い出に残るギフトになります。
高級感を演出するラッピングやメッセージカード
ペンハリガンのギフトは、ラッピングそのものが芸術品のように綺麗です。ブランドオリジナルの包装紙やリボンで丁寧に包んでくれます。
自分ではなかなか買えない贅沢な品だからこそ、特別な日の贈り物にぴったりです。「いつもお疲れ様」というメッセージカードを添えれば、あなたの思いやりがより深く伝わるはずですよ。
家族や友人とシェアしやすいユニセックスな香り
最近では「男性向け」「女性向け」という区別をせず、好きな香りを自由に楽しむスタイルが人気です。ペンハリガンの香水は、多くがユニセックス(男女共用)で使える絶妙な調香になっています。
例えば「ジュニパースリング」や「ルナ」は、カップルや夫婦で一緒に使うこともできます。同じ香りを共有することで、家族やパートナーとの絆がより深まるかもしれませんね。
まとめ:英国の伝統と物語をペンハリガンの香りで楽しもう
ペンハリガンは、150年以上の歴史の中で守り抜かれた「伝統」と、1つひとつの香りに込められた「物語」が魅力のブランドです。王室御用達という確かな品質は、あなたの日常にちょっとした自信と彩りを与えてくれます。
- 1870年創業、イギリス王室御用達の確かな品質。
- ボトルデザインのリボンは、1つずつ手作業で結ばれている。
- 「ルナ」や「ブレナムブーケ」など、歴史的な名作が揃っている。
- 素材へのこだわりが強く、自然で上品な香りが楽しめる。
- 自分に合う1本を見つけるなら、百貨店の店舗で試すのがおすすめ。
- 付け方や保管方法に気をつければ、より長く香りを楽しめる。
- 大切な人へのギフトとしても、間違いなく喜ばれる高級感。
香水を選ぶことは、なりたい自分を選ぶことでもあります。ペンハリガンの素敵な香りを身にまとって、今日から新しい物語を始めてみませんか。まずは気になる1本を、ぜひお店で試してみてくださいね。

