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香水の選び方|初めての1本で失敗しない4ステップ(香りの系統・場面・濃度・試し方)

香水の選び方 香水の選び方・基礎
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※この記事は、各ブランドの公式の情報と口コミをもとにまとめています。

「香水を使ってみたいけど、種類が多すぎて何を選べばいいか分からない…」
「お店で嗅いでいいと思ったのに、家で付けたらなんか違った…」

初めての香水選びって、けっこう迷いますよね。

結論からいうと、初めての1本は、①好きな香りの系統を知る → ②使う場面で絞る → ③濃度と容量を決める → ④肌で試してから買う、の4ステップで選ぶと失敗しにくくなります。特に大事なのが④。いきなり大きなボトルを買わず、まずは少しだけ試してみるのがおすすめです。

この記事では、初めての人がつまずきやすいポイントと、その避け方を4ステップに沿ってまとめました。早見表やチェックリストも用意したので、香水を選ぶときに使ってみてくださいね。

この記事のポイント

  • まずは好きな香りの系統(シトラス・フローラル・石けんなど)を知る
  • 使う場面と濃度で、強さと続く時間を選ぶ
  • 買う前に肌に付けて、時間をおいて確かめる。お店が遠ければ量り売りなどの少量で試す

初めての香水で失敗しやすいパターンと避け方

先に、よくある失敗を知っておきましょう。失敗の形が分かると、どこに気をつければいいかが見えてきます。

よくある失敗なぜ起きる?避け方この記事の段
人が付けていた香りが良かったので、同じ物を買ったら「あれ?」香りは付ける人の肌や、周りの環境で感じ方が変わる自分の肌で試してから買うステップ4
試香紙(ムエット)だけで決めたら、肌の上では違った紙と肌では香り方が違う。時間がたつと香りも変わる肌に付けて、時間をおいて確かめるステップ1・4
お店でたくさん嗅いで、何が良いのか分からなくなった鼻が香りに慣れてしまう嗅ぐのは数本にしぼり、合間に休むステップ4
付けてみたら強すぎた/すぐ消えた香水には濃度の違いがあり、強さや続く時間が変わる使う場面に合う濃度を選ぶステップ3
大きいボトルを買ったけど、使い切れない初めてだと、自分がどれくらい使うか分からない小さめの容量や少量から始めるステップ3・4

どれも「自分の肌で、少しずつ試す」ことで避けやすくなります。ここからは、4つのステップを順番に見ていきましょう。

ステップ1:好きな香りの系統(香調)を知る

香水には、香りのタイプごとにざっくりとした「系統」があります。専門の言葉を全部覚える必要はありません。まずは「自分はどの系統が好きそうか」をつかむだけで、選ぶ範囲がぐっと絞れます。

香りの系統の早見表

系統どんな香り?(身近なたとえ)印象の例使いやすい場面の目安
シトラスレモン・オレンジ・グレープフルーツなど、柑橘の皮をむいたときのさわやかさすっきり、明るい仕事・学校、暑い季節
フローラルバラ・ジャスミン・スズランなど、花束のような華やかさやわらかい、華やか休日、特別な日
サボン(石けん)・ムスク洗いたての石けん、お風呂上がりのような清潔さやさしい、清潔感仕事・学校、香水が初めてのとき
グリーン草や葉っぱ、摘みたてのハーブのような青っぽさナチュラル、さわやか休日、外で過ごす日
ウッディ木や森、鉛筆の削りかすのような落ち着いた香り落ち着き、大人っぽい秋冬、夜
グルマンバニラ・キャラメル・お菓子のような甘さ甘い、親しみやすい休日、寒い季節

※「場面の目安」は一例です。好きな香りを好きなときに楽しむのがいちばんなので、迷ったときの参考にしてください。

それぞれの系統は、こちらの記事でもくわしく紹介しています。

身近な「好きな香り」から探す

「系統と言われてもピンとこない…」という人は、毎日使っている物の中から、好きな香りを思い出してみてください。

  • 柔軟剤やボディソープで「この香り好きだな」と思った物
  • よく行くお店やホテルで、いい香りだなと感じた場所
  • 好きな花や果物、紅茶など

その香りが、上の表のどの系統に近いかを考えると、候補が見つけやすくなります。お店では、この「好きな物」をそのまま店員さんに伝えるのもおすすめです(伝え方はステップ4で紹介します)。

香りは時間で変わる(トップ・ミドル・ラスト)

香水の香りは、付けてからずっと同じではありません。時間とともに、次のように変わっていきます。

いつ呼び名どんな香り?
付けてすぐトップ第一印象。さわやかな香りが多く、早めに変わっていく
しばらくしてミドルその香水の「中心」になる香り
最後に残るラスト肌に残る余韻。ムスクやウッディなど落ち着いた香りが多い

試香紙で嗅いだ「最初の香り」だけで決めると、時間がたってから「思っていたのと違う」となりがち。ミドルやラストまで好きかどうかが、長く使える1本を選ぶポイントです。

ステップ2:使う場面となりたい印象で絞る

好きな系統が見えてきたら、次は「いつ、どこで使いたいか」を考えてみましょう。同じ好きな香りでも、場面によって合う強さが変わります。

場面と香りの目安

使いたい場面選びやすい系統の目安気をつけたいこと
仕事・学校シトラス、サボン(石けん)、軽めのフローラル周りとの距離が近いので、量を少なめに
休日・おでかけフローラル、グリーン、好きな系統なんでも外で過ごすなら、季節や気温も考える
特別な日・夜フローラル、ウッディ、グルマン食事の場では、強すぎないように
家でくつろぐ時間サボン、ムスク、好きな香り寝る前なら、やさしい香りを少しだけ

※あくまで目安です。職場やお店によっては香りを控えるよう決まっていることもあるので、その場合はそちらに合わせてください。

男性・女性で分けなくても大丈夫

香水には「メンズ」「レディース」と書かれた物もありますが、香りそのものに性別の決まりはありません。シトラスやサボン、ウッディなどは、男女どちらでも使いやすい系統です。「男女兼用(ユニセックス)」として売られている香水もあるので、性別にとらわれず、好きな香りから選んでみてください。

ステップ3:濃度と容量を選ぶ

濃度の違い

香水は、香りの濃さ(香料の割合)によって、いくつかの種類に分けられています。ボトルに書かれた名前を見ると、だいたいの強さが分かります。

種類香りの濃さ続く時間の目安初めての人には
パルファムいちばん濃い長め少量でしっかり香る。慣れてから
オードパルファム濃いめやや長め1回でしっかり楽しみたい人に
オードトワレ中くらいふつう軽めに使いたい人、初めての1本に
オーデコロン薄め短めほんのり香らせたい人、付け直す前提で

※濃さの基準や続く時間は、ブランドや商品によって違います。たとえば SHIRO のサボン オードパルファンは、公式で「香りの持続時間 約5〜6時間」と案内されています。気になる商品は、公式の表示を見てみてくださいね。

オードパルファムとオードトワレの違いは、オードパルファムとオードトワレの違いとは?で、オーデコロンの付け方はオーデコロンの使い方でくわしく紹介しています。

初めては小さめの容量から

香水のボトルは、10mL前後の小さい物から、50mL・100mLの大きい物まであります。初めての1本は、

  • 毎日使うかどうか、まだ分からない
  • 季節によって使いたい香りが変わるかもしれない

ということが多いので、小さめの容量から始めるのがおすすめです。

また、香水は開けてから時間がたつと、香りが変わってしまうことがあります。たとえば SHIRO では、オードパルファンは「未開封で3年は品質を保てるよう製造」「開封後はなるべく早く使う」と案内しています。使い切れる量を選ぶのが、いちばんの節約になります。

ステップ4:買う前に試す(いちばん大事)

ここまでで候補が見えてきたら、いよいよ試してみましょう。香水選びで失敗しないためにいちばん大事なのが、このステップです。

お店で試す手順

1. 試香紙(ムエット)で、気になる香りを数本だけ嗅ぐ
たくさん嗅ぐと鼻が慣れて分からなくなるので、数本にしぼります。迷ったら、いったんお店の外に出て鼻を休めましょう
2. いちばん気になった1〜2本を、肌に付けてみる
手首やひじの内側など、左右で別の香りを付けると比べやすいです
3. その場で決めずに、時間をおいて香りを確かめる
買い物の続きをしながら、1〜2時間後のミドルやラストの香りまで確かめます。「最後まで好き」と思えたら、長く付き合える1本になりやすいです

店員さんへの伝え方の例

専門の言葉が分からなくても大丈夫。こんなふうに伝えると、店員さんが候補を出しやすくなります。

  • 「柔軟剤みたいな、やさしい石けんっぽい香りが好きです」
  • 「仕事でも使える、軽めの香りを探しています」
  • 「甘すぎない、すっきりした香りがいいです」
  • 「香水は初めてなので、強すぎないものがいいです」

東京で香水をまとめて試せるお店は、東京で香水をまとめて試せるお店(メンズ向けの専門店・セレクトショップ)で紹介しています。

家でゆっくり試す:量り売り・小分け

「近くにお店がない」「お店だとゆっくり試せない」という人には、量り売りもおすすめです。ブランドの香水を1〜1.5mlほどの少量で買えるので、家で何日か付けてみて、本当に気に入ったらフルボトルを買う、という選び方ができます。

量り売りのしくみや、お店の選び方は香水の量り売りとは?でくわしくまとめています。

高級香水を少量から試せる量り売り専門EC【MELLフレグランス】 ワンランク上の香りを好きなだけ試せるお店【香艶 Coén】

サンプル・お試しセット・香水の定期便

ほかにも、ブランドのミニサイズやお試しセット、毎月少しずつ届く香水の定期便といった方法もあります。定期便は、自動で更新されるサービスもあるので、申し込む前に料金と解約の条件を確かめておきましょう。

初めての香水の付け方(付けすぎない)

付ける場所と量の目安

初めのうちは、1〜2か所に少しだけから始めるのがおすすめです。たとえば SHIRO では、

  • しっかり香らせたいとき:手首、首周り、耳の後ろなど
  • 穏やかに香らせたいとき:足首、内もも、ウエスト周りなど

と案内しています。仕事や学校で使うなら、まずは香りが顔から遠い足首やウエスト周りから試すと安心です。

周りへの気づかい

自分の付けた香りは、だんだん鼻が慣れて感じにくくなります。「あまり香らないな」と思っても、周りには十分に香っていることも。付け足す前に、少し時間をおいてみてくださいね。

よくある質問

Q. 初めての香水の予算はいくらくらい?
A. 香水の価格は、ブランドや容量によって数千円から数万円まで幅があります。初めてなら、小さめの容量や量り売りで試して、気に入った香りが見つかってから大きいボトルを考えると、ムダが少なくなります。

Q. 何 ml を買えばいい?
A. 毎日使うかどうか分からないうちは、小さめの容量がおすすめです。量り売りなら1〜1.5mlほどから試せます。

Q. 人と同じ香水でもいい?
A. もちろん大丈夫です。ただ、同じ香水でも、付ける人の肌によって香り方が変わることがあります。人が付けていて良かった香りも、一度自分の肌で試してから選びましょう。

Q. 香水が苦手でも付けられる香りはある?
A. 強い香りが苦手な人は、シトラスやサボン(石けん)系など、軽めの系統から試すと付けやすいです。濃度の薄いオードトワレやオーデコロンを選んだり、足首など顔から遠いところに少しだけ付けたりするのもおすすめです。

まとめ:4ステップのチェックリスト

初めての香水選びは、次の4つを順番に確かめると失敗しにくくなります。

  • □ ステップ1:好きな香りの系統(シトラス・フローラル・石けんなど)をメモした
  • □ ステップ2:使いたい場面(仕事・休日・特別な日など)を決めた
  • □ ステップ3:濃度(オードパルファム・オードトワレなど)と、容量を決めた
  • □ ステップ4:肌に付けて時間をおいて試した(または量り売りなどの少量で試した)

いきなり大きなボトルを買わなくても大丈夫。まずは少しずつ試しながら、「最後まで好き」と思える1本を見つけてくださいね。